2018-12-15

【船旅】タリンク&シリヤライン・フェリー乗船記-メガスター号-|ヘルシンキ>タリン

高級なイメージのあるフェリーの旅。フィンランドとエストニアを結ぶ航路では、わずか3000円で快適な船旅を楽しむ事が出来ます。




フィンランドからエストニアへ2時間の船旅

Helsinki west terminal T2
日本からはるばるやってきたフィンランド。最終目的地であるエストニアの首都タリンへ、タリンクシリヤライン社が運行するフェリーで移動します。

フェリーと言っても連絡船にはとどまらない、豪華客船レベルの船に乗船する事が出来るのです。

豪華フェリー MEGASTAR メガスター号

Tallinksilja line Megastar ferry
今回乗船するのは、3種類運行される船舶の内の一つ、メガスター号。燃料に液化天然ガス(LNG)を用いる、環境にも配慮した最新型の船です。

一般の船舶でありながら最高速度は27ノット。この速度は自衛隊の護衛艦にすら迫るもので、スピードの速さ故に、2国間をわずか2時間で結ぶ事が出来るのです。

チケットは全て3次元コード、省力化されたターミナル

Tallinksilja line counter
タリンシリアラインはIT投資がしっかりとなされており、予約から乗船手続きまで全てスマートフォン上で完結させる事が出来ます。

ターミナルは非常に立派ですが、窓口で手続きする必要が無いので、カウンターはとてもシンプルです。

Tallinksilja line gate
待ち合わせエリアの直前には自動ゲートがあり、チケット=3次元コードをかざす事でドアが開きます。

Ticket
専用のアプリさえ入れておけば、船の情報もチケットもしっかり表示されますので、とてもスムーズ。

私は現地でもインターネットに接続出来るよう、ヨーロッパで使えるSIMカードを購入していたので、全く不安無くアプリを利用出来ました。



Tallinksilja line west terminal waiting area
待ち合わせスペースはアンバランスなほど広大。天井に木材が使用されているため、木の香りが漂います。

小さいながらバーや売店があるので、慣れた方達は食事やお酒を楽しみながらゆったりと待たれていました。

Tallinksilja line Megastar ferry2
出発予定時刻40分ほど前になると桟橋のゲートが開くので、歩いて乗船をします。




食べずに降りるのはもったいない!最高のビュッフェディナー

Tallinksilja line Megastar ferry buffet2
乗船した後の過ごし方は完全に自由です。至るところにカフェのようなスペースがあるので、お弁当を持ち込んで食事をするも良し、海を眺めるも良し、一切制限はありません。

中でも特にオススメなのが、ビュッフェレストランでの食事。船が出港する前から、下船直前までゆったりと料理を楽しむ事が出来ます。

Tallinksilja line Megastar ferry buffet3
地元バルト海の海の幸が満載のビュッフェは、手作り感満載で調理の手抜きは一切ありません。

特に美味しかったのは、サーモンとニシンのお料理。輸入した品を楽しむのは容易ですが、味が全く違います。鮮度の差がここまで大きいとは驚きでした。

最近はアジア人の乗船も多いのか、焼き鳥など日本人の口に合う料理もあるので、高齢の方でも安心です。

アルコール・ソフトドリンクもコミコミ!

Tallinksilja line Megastar ferry buffet4
更にこのビュッフェのすごいところは、なんとお酒がタダという事。ビール、ワインの飲み放題が料金に含まれています

隣に居た白人に『これ無料なの??』と聞かれるほどで、その他海外の人からしても驚くべき点のようです。

普通のビュッフェだとお酒だけで、1000円以上追加料金を払うことも多いですが、これなら安心して楽しむことが出来ます。

ビールもワインもサーバーから入れ放題というのは本当に衝撃的で、何度もおかわりしてしまいました。

KARHUというフィンランドのビールを楽しむことが出来るのですが、非常に爽やかな飲み口で、あっという間にグラスが空になります。


Tallinksilja line Megastar ferry buffet5
ビュッフェはお値段一人27ユーロ(事前予約の場合は25ユーロ)と決して安くはありません。

しかし、素晴らしい景色、美味しいお料理、デザート、食後のコーヒー、お酒までついてこのお値段ですから、満足度は抜群です。

船内を歩き回るだけでも楽しく過ごせる

Tallinksilja line Megastar ferry cafe
せっかくなので、食後に船内を見て回ります。先に触れた通り、フェリーの常識を超える客船なので、船内は広々としており、内部は非常にオシャレです。

Tallinksilja line Megastar ferry pub
お酒を飲みたい人向けにはパブがあり、ファストフードを食べたい人向けにはバーガーキング、その他カフェや免税店も設置されています。

Tallinksilja line Megastar ferry slot
現金で楽しめるスロットマシーンもあるので、もしかしたらお金を増やして?!帰れるかもしれません。

充実船旅のお値段は意外にもリーズナブル

Tallinksilja line Megastar ferry ship
景色、お料理、そしてギャンブルまで楽しみ、あっという間に過ぎ去った2時間の旅。さぞや高いと思われるでしょうが、なんと片道たったの22ユーロでした。

先のビュッフェと足しても49ユーロ。今のレートで6,000円ほどです。乗る前に『さぞや高いのだろう』と身構えていたのですが、予約する際に拍子抜けしたほどでした。

ヨーロッパの物価を考えると非常に安いと思いますし、楽しい経験が出来てこのお値段ならむしろ感謝したくなるレベルです。

需給関係で料金が変動する

Tallinksilja line Megastar ferry view
ただし、この料金は固定制ではありません

先に触れた通りタリンク社はIT基盤がしっかりとしているので、需給を把握してチケットの値段を自動的に変動させているようです。

実際に色々なパターンで予約を試してみたのですが、同じ時間・同じ便でも、日程により5倍のお値段となっている事もありました。

団体が乗り込んできて混雑する事もあるようですので、予定が決まっている方は早々にアプリから予約してしまうのが良いでしょう。慣れてしまえば5分ほどでチケットの確保が可能です。

若い人にほどオススメの船旅

Tallinksilja line Megastar ferry cafe2
船旅というと引退した人の遊びというイメージが強かったのですが、初めて乗船してみて『若い人にも楽しめる船旅がある』という事を実感しました。

短い航路だからという事もあるかもしれませんが、ファミリーの乗客が圧倒的に多く、船内の雰囲気も子供達に寛容でした。

年齢を重ねてから楽しい場所もありますが、むしろ体が動く内に楽しめる場もあるわけで、是非同年代の若い人たちにも体験いただきたいところです。

スター号での船旅もオススメ

おおよそ2時間〜3時間に一本、船が出航していますが、便によっては若干小さめの”スター号”が運行されています。帰路はスター号を利用しましたので、こちらも合わせてご覧ください。

【船旅】タリンク&シリヤライン・フェリー乗船記-スター号-|タリン>ヘルシンキ

Access: ヘルシンキ西港ターミナル2


*ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から、直接港へと移動しましたが、直通のバスや鉄道は無く、乗り換えが必要です。

私は空港に止まっていたタクシーを利用しましたが、クレジットカードが使えますし、安全・快適で時間の節約になりました。




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