2017-09-25

チップは必要?不要?、ベトナムにおけるチップの考え方|ハノイ ベトナム

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海外だと当たり前の印象がある”チップ文化”。アジアの一国であるベトナムの場合、チップは必要なのでしょうか。




”チップ不要”がベトナムの現状だが・・・

ベトナムのホテル Hotel in Vietnam
ベトナムは以前から白人に人気の観光地であり、元々植民地であった事から”チップ文化はある”と思われがちです。しかし実際のところ”チップ不要”というのが現時点でのベトナムの常識と言えます。

例えばチップを渡そうとすると「いやいや気持ちは嬉しいけど要りません」と拒絶される事すらありますし、レストランでレシートにチップ欄があったとしても”ゼロ”と書いたところで嫌な顔をされる事もありません。しかし一方で意識的に渡した方が、色々と助かる場合もあります。

滞在初日だけチップを渡すことがある

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私はホテルを利用する際に”一番最初のみ”チップを渡すことがあります。例えば荷物を運んでくれるポーターや、初日のベッドメイキングがこれに該当します。

以前ポーターさんにチップを渡したところ、携帯電話のSIMカードを代わりに買いに行ってくれたり、疑問点を教えてくれたり、何かと助けてもらえる事が多々ありました。

また最近ではベッドにチップを置いたところ、メモ帳にメッセージが残っていた事もあります。些細な事ながら非常に気持ち良く、わざわざ返事として絵文字を書いてしまいました。ホテルに長期ステイする場合は、最初に味方を作っておくと何かと便利なので、私はMyルールとして続けたいと思います。




金額は10,000VND程度で良い

そもそもチップ文化が無い国ですから、もし渡すとしても気持ち程度で十分喜ばれます。私は10,000ベトナムドン(50円ほど)で済ませていますので、もし毎日払ったとしても全く懐は痛くありません。

この程度の金額でもったいないなどと思っていては器の大きい人間にはなれませんので、必要と思った時にはケチケチせず、きっちりと出せる心意気が欲しいところです。




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