2013-09-07

【機会剥奪】海外でも若者は少数派、日本の若者にはもう仕事がまわってこない?|ベトナム・日本

old-car 古い車
気が付けばもう9月。すっかり暑い日も減ってきて、東南アジアなのに秋の気配を何となく感じます。最近日本関係のビジネスイベントが多く開催され、日系企業の進出がますます加速していることを実感します。そんな中私には大変疑問に思うことがあるのです。




コモディティ化を認められない日本人

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私自信もこれから先失敗するか成功するかなんて分かりませんが、ある程度作戦を考えて動いております。その中で注意していることは『同じ失敗を繰り返してはいけない』ということです。残念ながら日本の現状を見るに、過去には成功してきたが、ここ数年は失敗の連鎖であった事は誰もがご存知と思います。

何かと付加価値が求められるようになり、差のつかない物は「コモディティ」と証され、値段が販売要因の多くを占めるようになってきました。しかし相変わらず、それを理解出来ない人々が多いことは大変に悔やまれる事です。

とりあえずコストを落とそうと海外進出を目指す企業が多いのは事実です。確かに東南アジアは日本に比べれば労働力は安いのかもしれませんが、経済成長が続けばいつかはその限界に達するでしょう。単純に「安価な工場」を目指すだけでは、日本でやっても、海外でやっても同じと言うことになります。

若者は排除される現地法人と駐在員事務所

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また”日本の若者を積極的に使わない”事も大変気になる部分です。来て真っ先に思ったのは『何で若い人ばかりの国で、日本人は若い人間がいないんだ?』との事でした。今でも違和感を覚えます。

年をとれば記憶力も実務力も落ちるのは当たり前の事です。また本気で海外進出するならば”根付かせる”努力をしなければなりません。それであれば柔軟に現地へと入り込み、長期間人生を捧げられる若者を使うのが自然だと思います。

若い人には権限も与えられないし、未熟だから外へ出してもしょうがないと言う人も多いですが、結局ははなから育てる気なんて無い会社が多いのだろう、と私は解釈しています。日本国内と同じで一つのポストとしか考えられていない海外の事業所。本気で若い世代を育てたい、あいつに任せると思うのなら、無理してでも送り出すものだろうと思います。




若者は自分で自分の身を守るしかない

roppongi-hills 麻布十番からの六本木ヒルズ
悪口を言うわけではありませんが、日本の失敗は”若い人から散々利益を奪って、その上別の機会まで与えなかったこと”に他なりません。これで多くの人がやる気まで失ってしまいました。

その悪行を今度は海外でも続けようとするのですから、いつまで経っても国際化など出来るわけがないのです。(ほんの少し、その間違いに気が付いている人が居て、ほんの一部の人がチャンスをもらえるわけです。)

努力しなければ、どんどん頭も、技も、磨かれずに腐っていきます。それで後悔するのは自分自身です。文句だけ言って結局何もしない人が多いのは良く知っていますが、それはそれで問題と思っています。『これは何かがオカシイな~』と思った人から、ちょっとずつ動けばいいのではないでしょうか。急に沢山やるのではなく、じわじわ積み上げていくのです。

遠慮したって、雇用条件は悪化していくでしょう。今が一流の人でも、油断したらあっという間に状況は変るでしょうね。それだけ、アジアのインパクトは大きいし、流行廃れのスピードが加速しています。




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マーティン・フォード
朝日新聞出版

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