2024-05-16

警備員がレクサスを購入するまでの15年間ストーリー|日本

LEXUS NX

半導体不足の影響で、一時期おかしな状態になっていた日本の自動車市場。やっと状況が落ち着いてきたので、レクサスの新車を発注しました。



警備員時代に聞いた「塗装工程の凄さ」

Security Guard

↑ ChatGPT4oに作ってもらったが、現場はこんなに美しくない・・・

かれこれ15年以上前にアルバイトで警備員をやっていた時期があります。赤く光る棒を持っているガードマンのことです。

時給約1,000円の換算で、日給7,500円〜12,000円位もらっていました。

労働時間の概念がメチャクチャで、2-3シフト連続勤務して1日2-3万円など、人手不足の先駆者であり、仕事は売るほどありました。2週間に一回お給料日があるので、今思えばキャッシュフローにありがたいお仕事です。

路上で悪態をついてくる人が多かったりするので、意外と精神的にきついお仕事でした。商社マン風のサラリーマンとか、地元の爺さんとか、そういう人ほど意地悪な事を申されます。こちらはカスハラの先駆者です。

(日本が昔っから何一つ変わってないということ!)

さて前置きは良いとして、ある時カー用品店での駐車場誘導のシフトがあり、若い女性の方とご一緒する機会がありました。休憩時間に雑談をしていると、以前期間工で働いていた時の経験を教えてくれたのです。

Car Factory

↑ GPTの解釈ではレクサァス・・・

「レクサスの期間工として塗装のチェックを担当していたのですが、すごいんですよレクサスは・・・!。定規で測ったり、角度を変えて目視したり、とにかく塗装のチェックがすごいんです!」

へえ〜レクサスって、何だか知らんけど、そんなに良いの?!
私の中で『なんかレクサス良いらしい』のイメージが生まれたのでした。

正直その時代にレクサスというのは、ベンツなどと並んで”宇宙”みたいな存在であり、全く印象が無かったのです。ただ、働いていた人がすごいと褒めるほどですから、きっと良いブランドに違いないと確信したのでした。

仕事帰りにレクサス宮田工場へ行く

LEXUS IS250C

それから数年後。
職に就いた私は、九州で営業車に乗ることになりました。
帰りに同僚の方が「レクサス見せてあげるよ!」と寄り道。何のこっちゃ?と思っていると、そこは福岡県にあるトヨタ/レクサス宮田工場だったのです。

工場の見学は流石に出来ませんでしたが、ビジターセンターはオープンになっており、当時最新のレクサス車に触れることが出来ました。

ビジターセンターのお姉様方が本当に親切丁寧で、ユーザーじゃないのに、こんなに良くしてくれるのか!と偉く感心した私。相変わらず”宇宙だな”という思考は変わらないのですが、ちょっと親近感が湧きました。

フランクフルトモーターショーで感動体験

LEXUS NX 1st

そこから更に数年経つと、自腹でドイツに旅出来るようになりました。

憧れのフランクフルトモーターショーへ赴くと、巨大な各社のブースと共に、やはりレクサスブースがありました。

早速NXの左ハンドルモデルに座ってみると、重厚感が非常に高く、思わず「おぉー」という声が漏れるほど。

シートのガッチリしたホールド感などから、素性の良さが伝わってきます。
当時乗っていた車とは内装の表現がまるで異なっており、こういうのに乗りたいんだよなという素直な反応が生まれるのでした。
 

特別な事情でレクサス購入へと行き着く

NX rear door

そこから更に数年経ち、自分にとっての最大の危機が訪れます。

どうしても乗り心地が良い車、居心地の良い車が道具として必要になり、ふと浮かんだのがレクサスブランドだったわけです。

思い立ったら吉日、アポイントメントを取り、お店にダッシュ。
一ヶ月ほど色々なモデルを4回位試乗して契約しました。

正直以前のモデルよりも内装の高級感無くなってるし!とか、おっさんぽいデザイン!とか、色々思うところはありますが、今求めている快適性は間違いないので良しとします。

アウトバーンで突っ走るのが好きな人間なので、明らかにドイツ車の方が好みですが、ウクライナ戦争以後に各種製造業のサプライチェーンが異常をきたし、妙な故障が増えているとの話を聞きました。トラブルに付き合っている暇は無く、その点でも国産は利点がありました。


改めて試乗車を眺めると、本当に塗装が綺麗で、見入ってしまいます。聞けば他のメーカーより塗る層が多く、塗り方も普通より手間をかけているそうです。15年前の話は本当でした。

警備員の時にお話を聞いてから約15年。
その時の話を覚えていたからこそ、ピンチに際して、決断が素早く出来たのかなという気がしています。

私のように忘れた頃に買う人は多くないと思いますが、長年あらゆる関係者が共通してブランドの良さを流布してきたからこそ、ブランド力が高まっている良い事例ではないかと感じます。

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