2019-08-17

無印良品に泊まる感覚、MUJI HOTEL SHENZHEN宿泊記|深セン 中国

MUJI HOTEL SHENZHEN outside
銀座にオープンして話題となった無印良品ブランドのMUJI HOTEL。中国で先行して営業している、MUJI HOTEL SHENZHENへと宿泊をしてみました。




ビル街の一角に佇む”MUJI専用の空間"

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近代的な建物が多く見られる、深センの新興エリア。その脇で一棟丸ごと独特のオーラを放つのが、MUJI HOTEL SHENZHENです。

下層階には、日本以上とも思える立派な陳列をした無印良品のお店と、飲食店であるMUJI DINERが出店しており、正に無印村とも言える様相を呈しています。

圧倒的な天井の高さと、木を多用した室内空間

MUJI HOTEL SHENZHEN interior1
通常のホテルと同様チェックイン手続きをし、部屋へと進みます。

廊下を歩いていると、無印の店内で流れているあの音楽が聴こえてきました。必要性はともかく、結構細部まで凝っているなとの印象です。

MUJI HOTEL SHENZHEN interior2
今回宿泊したのはスタンダードより1段上のお部屋です。入室してすぐに気がつくのは、他のホテルでは見られない圧倒的な天井の高さでした。何故だかは分かりませんが、他のホテルの1.5倍は高さがあるようで、30平米ほどのサイズ以上に広さを感じます。

また無印の店舗と同様、木のパネルを多用しており、木造の一軒家にでも帰ってきたかのような落ち着きを感じさせてくれます。

MUJI HOTEL SHENZHEN interior3
無印らしく、お茶のティーバックやボトルのドリンクも統一されています。電気ケトルも無印、恐らくグラス類も無印です。

MUJI HOTEL SHENZHEN interior4
部屋の端には、これまた無印のCDプレーヤーが、オリジナルBGMCDを装填した状態で設置されています。早速流してみると・・・中国へ旅に来たことを一瞬忘れてしまいました

今時の感覚からするとCDプレーヤーは少し古臭く感じますが、インテリアだと思えばなかなか映えるのは事実です。


洗面スペースも大変に綺麗で、なかなか高級そうな製品が使われています。ただしシャワールームしか無いため、浴槽でゆっくり癒されたい人には少々残念な仕様かもしれません。またアメニティに化粧水*などもあれば、なおベターだと感じました。

*銀座のMUJI HOTELではアメニティセットに含まれているとの事。

無印らしい健康的な朝食を楽しめる

MUJI HOTEL SHENZHEN Diner
朝食は一階のMUJI DINERでいただきます。

『どうせだから外で中華粥を食べたい!』なんて方も多いかもしれませんが、残念ながら周囲はビル街で何も無く、隣のショッピングモールも9〜10時頃にならないとオープンすらしません。従って他に選択肢はありません

MUJI HOTEL SHENZHEN breakfast
朝食はセミビュッフェ方式で、和食・洋食・中華のセットを選択し、ご飯やパン、野菜等はビュッフェ方式でいただく形となります。以前はカレーも食べ放題だったそうですが、見事に無くなっていました(かなり楽しみにしていたのに・・・)。

中華セットは”野菜中心”のメニューとなっており、蒸したほくほくのお芋や、野菜をいただく事が出来ました。大きなお肉のシュウマイも入っていたので、私は十分でしたが、一般男性にはやや物足りないかもしれません。

全体的に”健康”を意識しているのは明白であり、無印ブランドが持つイメージと合致しているように思います。

なお和朝食については別途取り上げていますので、そちらも併せてご覧ください。

ここは日本? 深センMUJIダイナーで食べる日式朝食(和定食)|深セン 中国

ブランドイメージと直結した大変良いホテル

MUJI HOTEL SHENZHEN Meeting room
何故ホテルの初出店が中国だったのか?は一番の謎ですが、いずれにせよブランドイメージとの乖離が無い、大変良いホテルだと感じました。手抜きの無い内装や、食事にまで気を遣った統一感に好印象を持ちます。

私個人として”無印のキャンプ場”(実はあるんです!)でキャンプをした事があるのですが、そちらは中途半端な印象をいだいた事があります。無印のブランドイメージと比較すると"らしさ”が無く、クオリティもいまいちだったのです。

そちらと比較すると、こちらは手を抜いていないのが明白であり、このブランドのホテルにまた泊まってみたいとはっきり感じるものがあります。


銀座に誕生したMUJI HOTELはここほどの天井の高さや広さは無いようですが、それでも内装のイメージや全体的な雰囲気は大分似ているようです。

無印良品のショップは既に海外展開がかなり進んでいますが、正直そこまで上手くいっていない印象がありました。実際の海外店舗へ入ると、在庫処分の値引きが多かったり、見ているだけの客層が多く見られたからです。

しかし今回のホテルは”アタリ”を予感させる物があります。ホテルを拡大して、これまで掴みきれていなかった客層に、間接的なアプローチをしていくという方法も大変面白そうに思えます。

おまけ:深センは安全で親切な人が多かった

Shenzhen Taxi
ここのところ香港デモの影響で、深センに人民解放軍 or 武装警察が集結している様子が報道されています。それだけ見ると『なんて危ない場所だ』と思う人が出てくるのも致し方ありません。

(良く見ると集まっている装甲車の砲塔から銃身が外されているので、あくまで治安活動を念頭に置いてるように認識出来ます。)

しかし一般の人たちは当たり前ながら皆普通で、明るく元気に今を生きている印象でした。日本人だからと差別するような事も無く、むしろそれを気にするそぶりがありません。

何かに苦労していれば通りがかりの人が助けてくれるし、自分が何かに興味を持てば喜んでそれに応えてくれる人も沢山居ました。何かとこういう話題が上がると「⚪︎⚪︎人は全部悪い、危険だ!」という論調が強くなってしまいますが、悪い人も居れば良い人も居るのは日本国内と変わりません。

久しぶりの中国本土で少し緊張していたのですが、行ってみればとても面白く綺麗な街で、夜中にハノイの裏道を歩いている方がよっぽど不安に感じるほどでした。

最近世界中で”衝突(コンフリクト)”が増えていますが、世界は繋がってこそ面白さが生まれるもので、そんな面白さを潰してしまうような最近の流れには、ただただ勿体無さを感じるばかりです。

Access: MUJI HOTEL SHENZHEN


1. Google mapで表示される場所には誤りがあります。おおよそ上記の位置が正しい場所です。

2. ホテルの裏が巨大なショッピングモールとなっており、外国人向けのスーパーやファストフードショップ、スタバなどなんでもあります。

3. 地下鉄の駅を新設途中のようで、現状の最寄りからは遠すぎる印象です。移動手段はタクシー一択と考えます。(中国版新幹線の福田駅から15〜20分程度)

4. お店によってはWe chat payなどのQR決済しか使えないので注意が必要です。




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