メインミールのラベルには桂フェフの顔写真付き
前回中華のマイルドエビチリをいただきましたが、もう一方のチョイスであるハンバーグ・パプリカのケチャップ風ソースをいただきます。サイドメニューは前回と同じですが、メインミールが洋食なのでパン付きです。
前回からの変化として、メインミールの蓋にもシェフの写真が印刷されるようになりました。これが毎日毎日何千という人に配られるのですから、名誉な事であり大きな宣伝効果もあると思います。
桂シェフの所属されるレストランがあるザ・プリンス パークタワー東京と言えば、東京タワーの隣に面する高級ホテル。一度イベントで伺った事があるのですが、非常に立派でいつかは使ってみたいと思わせる場所です。
この機内食で更に興味が出たので、本当にレストラン・ブリーズヴェールで食事をしてみたいと感じました。
パプリカのケチャップ風ソースが絶妙な美味しさ。
こちらがメインのハンバーグ。パスタとハンバーグは、正直これまでの洋食と同レベルですが、特筆すべきはソース。パプリカを使った”ケチャップ風”ソースですが、確かにケチャップの味がするのに、独特の甘ったるさやベトつきが全くありません。
こんな爽やかなソースがあったのか!!と妙に嬉しく、別の料理で使ってもきっと美味しいのだろうなと思いました。鶏肉料理や煮込みに混ぜて使っても良さそうです。
爽やかなデザート、ブラマンジェ
デザートのココナッツブラマンジェ。説明が難しいのですが、ケーキでもなく、生クリームの塊でもなく、ふわっと口どけする不思議なお菓子です。メインもデザートも爽やかな味わいなので、胃に負担がなく、動けない機内ではベストな組み合わせでした。最後はお決まりのJAL機内限定リッチミルクのハーゲンダッツアイスクリームで終了です。
機内食と言えば”無料で出てくる適当なお弁当”のようなイメージがかつては強かったですが、ここにきてグルメ路線という新しい方向性が見えてきました。
最近は海外客を中心に若者の搭乗がどんどん増えていますし、このような”食の勉強”になる機内食は、大いに経験値としてプラスであると思います。