2017-01-09

良かった、悪かった?2016年反省会|日本

富士山 Mt.Fuji
あっという間に過ぎ去った2016年。サイトのコンセプトからはそれますが、勝手に1年の反省会をしたいと思います。




海外渡航の頻度は減った1年。

利尻富士 Mt.Rishiri
ここ数年時代の流れに合わせて”海外重視”の姿勢を強めています。記事を振り返って分かる通り、海外の方が素直に発見が多く自分自身の成長に繋がっているの確かです。ただ今年の海外渡航数を数えてみると、去年に比べて大分減っていました。

単純に夏休みやGWに自転車旅をしてみたり趣味の幅が広がった影響が大きいのですが、無意識に『日本×海外』のヒントを探していた気もします。これだけ海外からの旅行者や業務渡航が増えているのに、どうもぎこちない日本の姿は悲しくもあります。何か出来ないものかと考えるのは自然かもしれません。

私はどこでも仕事をやりきる位の覚悟はありますが、自分だけ上手くいけば良いと考えるのがどうにも苦手で(そこがあまちゃんですが)、2017年はそのあたりを突き詰めていくことになりそうです。

コト消費時代に逆行、物を買いまくる

ジオスカンターレ GIOS CANTARE
2016年の日本は”プチ贅沢”が勢いを落とし、値引きを好むデフレマインドが復活したように思います。街中に再度溢れ出した”クーポン”が、消費の冷え込みを実感させたのでした。また物に飽きた人々がコト消費に移っているのも最近の流れです。私も特段収入が増えた気はしませんでしたが、どこかでネジが飛びかなりの買い物をしてしまいました。

まず自転車。GIOSというイタリアメーカーの自転車を購入し、九州を一周したり北海道を旅したりしました。いざとなれば適当な値段で売れる資産なので良しとします。

ロレックスサブマリナーデイト ROLEX Submariner Date
次に時計。以前記事にした通り、ロレックスサブマリナーデイトを譲ってもらいました。いきなりカローラから高級車に乗り換えたようなもので、これまでしていた時計を見て”なんて安っぽいんだ”と嫌悪感すら感じてしまいます。自分の価値観が変わるほど素晴らしい逸品に思えたわけです。これを着けて仕事やプライベートを過ごすと自信が出て、堂々と相手と話が出来るような気になります。

その後素晴らしい時計に傷をつけるのが嫌になり、中古のチュードルを普段使い用として追加で購入してしまいました。Tudorはロレックスの普及価格帯として導入されたブランドで、いわば廉価版と言えます。

財布と同じで一見”見栄っ張りの道具”と思われがちですが、いい具合の歳になってきて、仕事の幅も広がる中で、見る人が見たらその人のレベルが一発で分かってしまいます。また何かどうしようもないことが起きた時には、売る必要性も出てくるかもしれません。経営者の方や資産家の方の多くは、身だしなみ+現金化出来る現物資産としてあえて高い時計を選ぶ方も多いのではないかと感じます。




お金を回さないと世界が広がらない

西湖 West lake
その他にも高い一眼レフやらiPad Proやら色々買いまくったのですが、総じて買って良かったと感じています。家でじっとしていればお金は増えますが、何ら経験値は増えないし、凝り固まった世界に縛られてしまいます。

先につながらない事にまでオールイン!するつもりはありませんが、自分の幅を広げるための投資は惜しんではいけない事に気がつかされました。今時20代から老後を考えている人も多いそうですが、自分にはそんな狭い思考は合わないなと改めて実感したのでした。

ここ10年資金的な面でも、心の面でも決して余裕が無い我慢の日々でしたが、少し余裕が生まれてきた今、やるべき事をしっかりやりたいというエネルギーが湧いてきています。

2017年はどうなる?、中間層大爆発の予感

レインボーブリッジ Rainbow bridge
そろそろ自分の話は終わりにして、世界に目を向けてみたいと思います。厳しい事を言うようですが、日本の中間層は益々減少し、一方で世界の中間層は目に見えて増加することでしょう。

いつか日本と同じ道を辿るわけですが、それを考えるのは大分先の話です。昔に比べればお金を使う幅が非常に広いネットワークで繋がった世界と、潤沢な資金。そして意欲。この影響力を想像するのは難しくありません。今こうしている間にも世界中で彼らの富が動き、新しい現実を生み出しています。”あるところにはある”物を日本がつかめていないだけな気もします。

日本人同士だけで群れて生きていくのも一つの価値観ですが、それだけで生み出せる富が年々減っているのは誰もが実感している事でしょう。生きていくための手段として割り切ってでも、外の人々と繋がりを持っていく必要性を改めて強調したいところです。ちょっと盛りすぎかもしれませんが、今まで海外に出ていって楽しくなかった日はありません。 私の下の世代にも面白さ・楽しさを実感して欲しいと日々考えています。




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