2015-04-10

ベトナムでも東急バスに乗れる!ベカメックス東急のKAZE路線バス|ビンズン新都心 ベトナム

BECAMEX TOKYU BUS KAZE ベカメックス東急バス
日本でも有名なあの東急が、ベトナム・ホーチミン市郊外の新興開発地域で”路線バス”をスタートしましたので、少しだけご紹介したいと思います。




今のベトナムにはイオンも東急もある

aeon-vietnam イオンベトナム
ついこないだまで、私はベトナムの事を「買い物不毛地帯」と呼んでおりましたが、それはもう昔のことです。

今ではAEONのショピングモールが完成し、プライベートブランドの「トップバリュ」が買えるほどです。本当に数ヶ月前までありえなかった事が、現実に出来てしまうのがベトナムのスピードであり、面白さであるとも言えます。

さて、最初に触れた東急も、ビンズオン省・ビンズン新都心という場所で現地企業と組み、真っさらな土地に街を作っています。

その様子は"リアルシムシティ"。本当にこんな場所に街が出来るのか??と思うのですが、10年もしたらガラッと変わっている事でしょう。

距離で言うと、ビンズン新都心からホーチミン市の中心まで35km程度。つまり東京駅〜立川あたりまでと同じ距離ですので、さして遠くない事がお分かりいただけると思います。

ベカメックス東急のKAZE路線バス

BECAMEX TOKYU BUS KAZE ベカメックス東急バス2
まだまだ街造りはスタートしたばかりですが、先に登場したのが公共路線バスのその名も”KAZE”です。語源は日本語の風からきているのでしょう。

ベトナムにも路線バスはあるのですが、東急が目指したのは”日本クオリティ”のバス。写真を見ての通り、しっかりとしたバス停、清潔感のある車体、そしていかにも信頼出来そうな運転手さん。どれを見ても「日本よりも上ではないか?」と思われるレベルです。

既に道は出来ていて、バス停と停車用地も設置されているので、何も無い原野の真ん中で綺麗なバスが停まる状況ですが、それも今後の開発によって変わっていくことでしょう。

まだまだ乗る人は少ないようですが『今は文化を根付かせる段階』なのだとか。とにかく何でもバイクの社会に、公共交通を普及させる事が、いわゆるCSR活動の一環とも言えます。

今回は時間が無く乗るところまではいきませんでしたが、是非次は試してみたいなと思います。


企業にとって、これらは『大きな投資=リスク』でもあるわけですが、海外でこれだけの活動をしているのですから、もっと日本で報道をして社会に”夢”のある活動を見せても良いのではないでしょうか。

あの原っぱを見て、誰もが将来へのワクワク感をいただく事が、理想的な社会の姿なのでは無いかなと思います。

東急と私個人には何ら深い関係もありませんが、街が出来上がるであろう10年後位に再度訪問出来ることを、楽しみにしています。

ACCESS:Becamex Tokyu






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