2016-03-04

【JAL】付加価値検証、日本航空プレミアムエコノミークラス搭乗記-JL036/777-200-|シンガポール>東京(羽田),日本

JAL-skyshellsheet スカイシェルシート
以前マレーシアへと旅立った話をしましたが、帰路はシンガポール経由でJALのプレミアムエコノミークラスへと搭乗します。初めてのプレミアムエコノミー。果たしてエコノミーと比較した上での付加価値とは、どれほどのものでしょうか?




JALエコノミーセイバープレミアムを購入

jal-fleet
通常JALの国際線で最も一般的に購入されているのは”ダイナミックセイバー”と呼ばれるエコノミークラスの割引運賃であると思います。

日々販売されているチケットでは最も安い価格帯であり、予約が少ない時期であれば比較的直前でも安く購入する事が出来ます。タイプA〜タイプFの6段階存在しそれぞれに枠が設定されます。

例えば最も安いタイプFが予約で埋まると、次はD、C、B、Aと段階が上がっていき、最後は高いチケットのみ残る仕組みです。


今回のマレーシア行きもダイナミックセイバーがまだまだ残っていたのですが、”少し変わったシートに乗ってみたい”と思い、あえて高めのエコノミーセイバープレミアムを選択しました。

行きはコードシェアのマレーシア航空便のみしか残っていないためエコノミークラス、帰りはJALのプレミアムエコノミークラスへと搭乗出来ます。

片道だけプレエコのためか価格はエコノミーの1.5倍と言ったところ。数万円の違いですから、おのずと帰路のシートに対する期待が高まります。

プレエコの付加価値1:空港のカウンター

jal-counter
プレミアムエコノミーの第一の付加価値として、専用のカウンターで手続きを行う事が出来ます。エコノミークラスの長くなりがちな列をパスする事が出来るのです。また荷物もビジネスクラスの次に受取る事が出来るので、忙しい人には差が大きいでしょう。

プレエコの付加価値2:空港のラウンジ

airport-lounge-dishesプレミアムエコノミーの第二の付加価値として挙げられるのは、航空会社の空港ラウンジを利用出来る事です。通常はビジネスクラス以上の搭乗のみで入れる空間であり、ゆったりとくつろぐ事が出来ます。


今回はチャンギ国際空港からの搭乗であり、ラウンジが楽しみであったのですが・・・これが非常に残念。

指定されたラウンジはoneworldアライアンスの共用ラウンジのようで、とても狭かったのです。また窓がほとんどなく閉塞感前回。

結局入って5分ほどで、プライオリティパスで入れるラウンジへと移動しました。こちらはサテが食べ放題だし、フォーブスの英語版をタダでもらえたり、言う事がありません。

プレエコの付加価値3:JALスカイシェルシート

j-img
(日本航空のWEBページより)

第三の付加価値は言うまでも無くシートの差です。エコノミークラスに比べて横、前方にゆとりがあり、ライトなどの装備が豪華になっています。

JAL-skyshellsheet スカイシェルシート2
シェル型なので前からシートが倒れてくる事はありません。その分スライド型のリクライニング(私はなんちゃってリクライニングと呼んでいますが)なので、座面が前にスライドして、足元が狭くなります。

座った感想ですが、正直言ってエコノミーとの差をあまり感じません。シートがペラペラなのはエコノミーと変わりませんし、私の足の長さと合わないのか、レッグレストに脚がうまくのらず、浮いてしまいます。

2時間もするとお尻が痛くなり、寝ようとしても、なんちゃってリクライニングのためか姿勢が定まりません。

シートだけ見ると、これで数万円取ろうと言うのは少々無理があるような気がします。少なくとも多くの人はリピートしないのではないかと感じてしまいます。

後に乗った国内線のクラスJの方がゆったりとくつろげたような・・・。




プレエコの付加価値4:機内サービス&ノイズキャンセリングヘッドフォン

noise-canceling-haedphone JALノイズキャンセリングヘッドフォン
機内サービスの差異としては、スリッパやアメニティ、立派なノイズキャンセリングヘッドフォンが配置されています。パナソニック製ですが何とロゴ入り。思わず持って帰りそうになりました。

以前ビジネスクラスへ座った際にも感動した一品ですが、エコノミークラスで配布される物とは雲泥の差。のけぞるような迫力ある音を機内で楽しめます。

プレエコの付加価値5:機内食・・・?

JAL-flight-meal JAL機内食
ここまで読んでいただいて多くの方は『さぞや機内食は立派な物が出てくるのだろう!』と思ったかもしれません。しかし残念ながら機内食はエコノミークラスと全く一緒です。ただし微妙に違う点がいくつかあります。

1.シャンパンなど良いお酒が飲める
2.おつまみが増える
3.間食にうどんですかいを食べる事が出来る


JAL-flight-meal JAL機内食2
まずお酒ですが、シャンパーニュ・ガルデ・ブリュット・トラディシオン N.V.と言うシャンパンや焼酎の富乃宝山と言った少し良いお酒をいただけます。

お酒好きには嬉しいところです。おつまみはいつもの亀田のおかきに加えて、ドライなっとうをいただけます。通常はビジネスクラス以上で配布されている物です。

udon de sky うどんですかい
続いてうどんですかい。

これはJALと日清が共同開発した”機内用カップ麺”です。非常に歴史のある食べ物で、私が小さい頃からJALの機内誌で紹介されていました。

気圧の関係で、機内ではお湯が100度に達しないのですが、そのような温度低めのお湯でも3分で完成するように設計されています。

うどんが一番ベーシックで美味しいと思いますが、その他にもそば、らーめん、チャンポンバージョンが存在します。

ちなみに通販や空港にあるショップでも購入する事が可能です。

JALプレミアムエコノミーの感想:10万円の差は高すぎる

JAL-skyshellsheet スカイシェルシート事前の期待が大きかったプレミアムエコノミーですが、乗って見ると残念ながら価格相応と感じる事が出来ませんでした。価値を上げようと努力されているのは良く分かるのですが、シートの微妙さとサービスの中途半端さが目についてしまいます。

これが国内線のクラスJのように切り良くそこそこの価格差なら納得出来ますが、往復ともプレエコにするとエコノミーと10万円以上差が付くこともあります。

わざわざ10万円払ってこの程度の差であれば、エコノミーでも満足(我慢)出来そうです。間違いなく私はリピートしないと思います。

プレエコ独自の雰囲気作りが欠けている?

jal-flight-meal
航空券に10万円の差が出た場合、普通の人が考える違いとはシートと機内食の差ではないでしょうか。シートについては最新式のJALスカイプレミアムシートへと移行していますが、機内食についても多少の工夫が必要では?と感じます。

他社を調べてみるとエアカナダなどは陶器で見た目を変えたり、ドリンク提供に工夫をこらしたりと”雰囲気作り”に余念が無いようです。

結局最後は人間の感性に響くかどうかが重要ですから、エコノミー+αと言うより、”プレミアムエコノミー”と言う専用の空間作りに気を遣った方が、満足度が上がるのでは無いかと思います。




関連記事

【JAL】無料アップグレード、JALプレミアムエコノミークラス"スカイプレミアム”搭乗記-JL751/787-8-|東京(成田),日本>ハノイ,ベトナム



こちらの記事もお役に立てるかもしれません