2013-09-17

【マーケティング】ファストフードで先陣を切る、ベトナムロッテリアの価格戦略|ハノイ ベトナム

lotteria-sign ロッテリアのロゴ
マクドナルドとスターバックスコーヒーが無いハノイですが、ロッテリアのお店は沢山あります。日本人にも馴染みの深いお店ですが、従業員教育、価格の戦略など、なかなか見所のあるお店です。




地元に合わせたロッテリアのマーケティング

海外に進出しているファーストフード全般がそうかもしれませんが、『地元の趣向に合わせる』事が第一の秘訣になっているように思います。ロッテリアやケンタッキーを見ると、『ソフトクリーム』を用意しており、甘党のベトナム人に馴染むよう配慮していることが良く分かります。

kem-trang-tien ベトナムのアイスクリームショップ
こちらは以前別の記事で紹介した、国営系列のチャンティエンアイスクリームです。相変わらずの混みようですが、ここのソフトクリームは10,000VND(50円)。

lotteria-vietnam-price ロッテリアベトナムのプライス一例
一方ロッテリアのソフトクリームはなんと3000VND(15円)。ケンタッキーも同じ値段で提供しています。 つまり周囲の値段を把握した上で、戦略価格を提示しているわけです。保守的なお国柄ですから、まだまだロッテリアでアイスを食べる人は少ないのですが、若い世代を中心にじわじわ引きつけていると思いました。

icecoffee-lotteria-vietnam
こちらはアイスコーヒー。半分以上ガムシロップか?!と思うほど凶悪な甘さです。こちらも値段は10,000VND(50円)。いくら甘党でも流石にこれは好かないでしょうけども・・・。

本当に”バリュー”のあるベトナムロッテリアのセット

humbergerset-lotteria-vietnam ロッテリアのハンバーガーセット
ちなみにハンバーガーのセットでも高くて70,000VNDには達しないので、350円ほどお腹一杯です。またご飯の載ったプレートディッシュもあり、40,000VND(200円)程度。ローカルに比べれば高いですが、観光地のカフェなどを考えれば、十分地元に対応出来る価格でしょう。

また肝心の従業員教育ですが、もちろん個々の対応にムラはあるものの、概ね"ありがとうございました"は言えるレベルです。またマネージャーらしき人になると、お辞儀もします。大抵の場合『英語』が通じるのも大きい部分です。外資だから外国人が沢山来るとは限りませんが、抜かりなく万が一に備えています。

しっかり作戦を実行している

ここまでロッテリアベトナムの中身を紹介しましたが、私はわざわざこの会社の宣伝をしているわけではありません。言いたいことは3つ。

 ①この価格なり、商品構成を考えている人は、"街を歩いて良く調べている"
 ②写真の敷紙を見れば分かる通り、"韓国文化浸透の国策ですらある”
 ③従業員教育が、"今後の差"に繋がることを良く理解している。


日本は本当にこう言う所が弱いと思います。市場を取るには、大きい頭を押えるか、小さい底辺をじわじわ浸透させることが重要でしょう。

場当たり的にとりあえず目の前の仕事だけ取っていくのは、戦略でも何でもありません。以前もどこかで書いたように、ホンダやスズキを韓国の企業と勘違いする世代が出てきています。それだけ、ドラマや歌、映画など、韓国文化を浸透させるために作戦が展開されていたのです。

仕事をする以上これは戦いです。オリンピック招致で相手をどのように接待漬にしたかは知りませんが、公共事業=内需ばかり考えてボケッとしてたら、本当に他国に負けてしまうのではないでしょうか。

私は負けるのが嫌いなので、他人の真似事で仕事はしません。過去に成功体系が出来ていれば、こんなに若い人が苦しむわけ無いですからね・・・。 無駄な過去事例は捨て去りたいのです。




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