2015-04-28

『アジアを貧乏だと思っているでしょ?』堀江貴文氏の問いかけ|東京 日本

takafumi-horie 堀江貴文氏
このサイトでもアジアには金持ちが沢山居ると言う話は多々してきたと思いますが、堀江氏も同様の考えをお持ちのようです。先進国日本のすぐ後ろには、アジアのトップ層が迫っています。




堀江貴文氏の講演へ行く

先日マネーフォワード社主催のクラウドセミナーへ行って参りました。マネーフォワードはクラウド型の家計簿で、スマートフォンのアプリから入力したデータを、いつでもどこでもどのような機器でも閲覧編集出来る便利なサービスです。特別講演のゲストとして堀江氏が登場しました。しっかりと『Twitter, Facebookで掲載してください』と言う案内が流れたので、皆さん写真撮りまくりです。

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今回はマ社がセールスフォースなどの有名企業の協賛を受けつつ、様々なクラウドサービスをアピールする事が狙いです。サイボウズ社からバナナをもらったり、他の会社からスマートフォンの台をもらったり、お祭りのようで実に楽しくお話を聞けました。

アジアは貧乏ではない

様々な話がある中で、私が特に共感したのが「アジアは貧乏ではない」とのお話です。これは、日本人が目の前のポイントにも気がついていない事への例示で、アジアが貧乏だと思っているからこそ、インバウンド旅行を過小評価しているとのお話でした。

堀江氏はマッサージ代の差を例に、日本とタイでは2倍の差である事を示していました。東京は家賃が高いですから、それを差し引けば大した差ではないのではないのか?との提議です。

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ベトナムでもこのような定食でドリンクを付ければ300円程です。安いとは言え、吉野家と比べても大した差ではありません。もちろん定食屋の主人が金持ちかは分かりませんが、少なくとも物価の差が縮んでいる事は確かです。

日本人の給料は、国がインフレを目指しても、恵まれた人以外額面据え置きですから、目減りしているわけです。アジアの人たちはインフレ=賃上げですから、日々距離をつめてきています。

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ベトナムの友人は立派なマンションを持っていますし、しばらくすれば車も買うでしょう。私の方が金額だけ見れば大金持ちですが、資産の規模や幸福度合いで見ると逆転してしまいます。

行った事のない人たちは空想で仕事を考えず、素直にサービスや製品を海外の人々に提供出来れば良しとする気持ちを忘れるべきではありません。日本の人口が減っても、来日する人々を維持出来ればまだまだ内需のチャンスはあるのです。

果たして今の日本はリピーターが来るような環境にあるのか?私はそれがこれからオリンピックまでの一番重要なポイントだと考えています。目先の対応だけでは長続きしません。




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