沖縄での余韻を楽しみながら、帰路に選んだのはANA472便。 今回はANAの国内線でも最新鋭の機材、ボーイング787-10のファーストクラス(プレミアムクラス)に搭乗してきました。
最新デバイスのような操作性に感動した一方で、少し考えさせられる場面もあった今回のフライト。その様子をレポートします。
那覇空港 ANAラウンジでのひととき
出発前は那覇空港のANAラウンジへ。 週末ということもあり席はそこそこ埋まっていましたが、スムーズに搭乗案内が始まりました。いよいよ最新機材への乗り込みです。
驚きの快適さ!最新型シートと大画面モニター
機内に入ってまず驚いたのが、ファーストクラスのシートの美しさです。 今回搭乗した787-10は最新型の座席。何より目を引いたのは、その大きなモニターでした。
スマホのような操作性: 画面の動きが非常に滑らかで、まるで最新のスマートフォンを操作しているかのよう。
マルチタスク機能: 驚いたのが、メインで動画を見ながら他の画面を端に寄せ、別の操作ができること。これは便利ですね!
機外ライブカメラ: 正面のLIVE映像も高画質で楽しめ、離着陸時の臨場感も抜群でした。
ハード面に関しては、国内線とは思えないほどの進化を感じさせてくれます。
機内食(夕食)と少し気になったこと
楽しみの一つである機内食。この日のメインは「かつ煮」が主役の和食膳でした。
お味自体はとても美味しかったのですが、少し気になったのがその組み合わせ。
周囲の繊細な副菜に対して、メインのかつ煮が「ボリューム重視!」と主張しているようで、献立としてのバランスに少し違和感を覚えてしまいました。「JALだったら、もう少し一体感のあるメニュー構成にするのかな……」と、つい比較が頭をよぎります。
サービスを通して感じた「クールさ」の変化
今回のフライトで最も印象に残ったのは、客室乗務員の方々とのやり取りでした。
メニューに二つ記載があったので、赤ワインについて「2種類あるのですか?」とお尋ねしたところ、少し面倒そうに「今日はこれです」とだけ告げられ、説明もなくボトルを出される場面がありました。 例えば「通常リストにある内のどちらかしか搭載しておらず、こちらでいかがでしょうか?」とJALのCAさんならば言うと思います。言葉足らずです。
また、常連のお客様とは親しげにお話しされてお菓子をたくさん渡されているようでしたが、私への対応はどこか事務的で、少し寂しい気持ちになったのが正直なところです。(そもそも私の席だけはスルーで、お茶もお菓子も聞いてもらえませんでした)
以前からANAには「クール」なイメージを持っていましたが、今回はそのクールさが少し「冷たさ」に寄っているような気がして、アナウンスの響きも含め、どこか外資系エアラインのようなドライさを感じました。
まとめ:ハードは最高、ソフトは……
最新機材の787-10は、移動を最高に快適にしてくれる素晴らしい飛行機でした。特にあの快適なモニター体験は、ぜひ一度味わっていただきたいです。
ただ、サービス面については「ANAらしさ」が少し変わってしまったのかな、という寂しさも。温かいおもてなしを期待する私にとっては、改めてJALのサービスとの違いを感じる、そんな気づきの多いフライトとなりました。
最新機材を追いかけたい方には自信を持っておすすめできる一便ですが、空の旅に何を求めるか、改めて考えさせられる帰り道になりました。
